7月4日に上記講習会を開催しました。
個人的に待望していた「性教育」についてです。
講師には宮本 由記さんをお招きしました。
講義60分+質疑応答30分で主に中学生を対象とした内容。
詳しい詳細はここで載せることはできませんが、とても興味深い内容でした。
印象に残っていることとしては
「性はグラデーション」
現代において男女という言葉だけでは当てはまらない人がいるということ。
男女恋愛という言葉も当てはまらない。
それだけ多様化になっている。
多様化になっているからこそ多くの問題が表面化してきている。
同意について
断られると嫌われるのではないか。
断っても嫌われることはないよ。
「私の身体は私のもの」
こういったメッセージを中、高校生にメッセージとして伝えることの必要性。
子どもたちにたくさんの信頼できる大人と出会うことで安心感を持ってもらう。
宮本さんからのメッセージはどれも頷けるものばかりでした。
性教育というと、どうしても「エロい話」と受け捉えられてしまいがち。
そうじゃなくて、もっと生きていくために必要なことなんだと伝え方を変えていく必要があります。
そういう意味で宮本さんは性教育を
「ライフスキル教育」
という言葉で伝えています。
さらに #めちゃ大事 というYouTubeで様々な情報を発信されています。
子どもたちにとって婦人科がより身近になること。
繰り返しになりますが、頼れる大人が周りにいること。
子どもたちに何かあった時には誰にも言えないのではなく、ちゃんと頼れる人が近くにいるんだよ。
そういった人に相談ができやすい環境が必要なんだということ。
こういったメッセージを伝えていきたいと改めて思いました。
あと、こういったことはスポーツ、女性アスリートにリンクしていることなんだと感じました。
改めて指導者はそのスポーツだけの知識では足りないと感じました。
実は宮本さんには講習会をお願いするのは2回目。
以前は
「思春期の体の変化や、女性アスリート特有の問題について」というテーマで講習会をお願いしたことがあります。
今回も宮本さんにお願いして良かったです。
何とか今年度中に保護者対象のライフスキル教育をお願いすることを企画しています。
一般社団法人世田〇くらぶとして提供することはサッカーだけではありません。
サッカー+α としてサッカー以外にも様々なことを伝えたいと考えています。
今後もこういった活動をしていきます。
素晴らしい機会を作り出して頂きありがとうございました。
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